出来上がったばかりの美味しさをそのままお客様に伝えたい。
この願いが、Grand-Cuvée(グラン・キュヴェ)の原点です。
越乃雪椿Grand-Cuvéeは、単一の仕込みから最初に搾られるごくわずかな微炭酸を含んだお酒です。
純米酒の可能性を追求したGrand-Cuvée最大の特徴は、醸造したロット(Episode)ごとにお酒の味わいが異なること。その時限りの貴重な逸品として、Episode番号の数だけ違うお酒との出会いがあります。一番搾りでしか味わえない一期一会の特別な純米大吟醸原酒です。
雪椿酒造は2011年純米蔵に転身し、「新潟の酒=淡麗辛口」が主流の中で「透明感のある旨口」の純米酒にこだわり試行錯誤を重ねてきました。
純米酒造りはお米と米こうじのみで個性を表現するため、杜氏の技量が試される日本酒造りのなかで最も難しい製法のひとつです。ゆえに仕込みごとに味わいの違いも明確に表れます。
そこに目を付け、仕込み単位で味わいの違うバラエティーに富んだ、しぼってそのままの美味しいお酒を楽しんでいただきたいと考えました。
そして誕生したのが「越乃雪椿Grand-Cuvée」(グラン・キュヴェ)です。
*『Grand』は偉大や特別という意味で、『Cuvée』は搾る際に自然に流れ出る
一番搾りのお酒を意味しています。
搾りの際に自然に流れ出る無加圧のお酒をそのまま丁寧に直詰し、瓶内の酵母の活性を促しました。しぼりたてに含まれる炭酸ガスをそのまま封じ込めることで、口に含んだ時に感じる微かなガス感と、フルボディでありながら上質で品格ある味わいに仕上げています。醸造タンクごとにEpisodeナンバーと限定本数を記載し、一期一会の商品としてより貴重な逸品としました。ぜひ冷やしてお楽しみください。
1.無加圧による「一番搾り」の特別原酒。
2.炭酸ガスを封じ込めるボトリング。
3.最高レベルの純米大吟醸造り。
口に含むと、爽やかな微炭酸と瑞々しい香りが優美に広がります。透明感のある繊細な味わいのなかにも、原酒ならではのコクとお米本来の贅沢な旨みが感じられるラグジュアリーな純米大吟醸原酒です