雪椿酒造が位置する加茂市は、古くから北越の小京都と呼ばれており、県木に指定されている雪椿の自生群生地としても有名です。雪国の厳しい冬に耐え、雪解けとともに咲く雪椿。当社の酒造りに対する姿勢もこうありたいと願い、酒名の「越乃雪椿」はここから名づけました。年間生産石数1,000石(1.8リッター当たり約100,000本)と小さな蔵元です。昔ながらの手造りにこだわった新潟の純米蔵です。

 平成24年度より製造責任者として造りを経験しました。しかし、実際はと言いますと、 初めての事の連続で、毎日頭の中がフル回転。次から次へと出てくる問題への対応で手一杯でした。 製造責任者と言いましても、前任の杜氏が、アドバイザーとして近くにいましたので、本当に困った時は、 助けを求めにいき、事なきを得た・・・という事もありました。 そんな中、社長や前任の杜氏、蔵人さんの支えの中で、今年の造りをなんとか乗り越える事ができました。 それでも、清酒学校在学中から、責任のあるポジションで酒造りを行えた事は、とても貴重な体験であると思っています。 私の仕事の考え方ので「手に負えない事をやる」という思いがあります。常に自分の能力以上の仕事に、チャレンジしていく。 それを乗り越えた時に、成長できるのではないかという気持ちで仕事に取り組んでいます。 当社は、2年前に純米蔵宣言をし、全量純米酒のみを製造しています。 中でも、純米吟醸の製造がメインです。純米酒の製造は、蔵の個性が出やすいと言われています。 前任の杜氏が、今まで積み上げてきた味を守りながら、さらに良い味を求めて、色々な事にチャレンジしていこうと思います。 市販酒こそ大事。タンク1本1本、米1粒1粒と向き合いながら、精進していきたいです。